雨上がりに虹が立つ頃。雨の一首を、あなたへ
四月十六日の詩箋

4月16日の詩箋:韓愈「早春呈水部張十八員外」天街小雨潤如酥、草色遥看近却無… 誕生の漢字〈春〉

誕生の漢字

はる
はじまりの力をくれる人
韓愈 先生タイプ
面倒見がよく、筋を通す人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「虹始見」(にじはじめてあらわる)の頃。

書き下し文

天街小雨潤如酥 草色遥看近却無 最是一年春好処 絶勝煙柳満皇都

天街てんがいの小雨しょうう 潤うるおひて酥その如ごとし

草色そうしょく 遥はるかに看みれども近ちかくして却かえつて無なし

最もっとも是これ一年いちねん 春はるの好よき処ところ

絶たえて勝まさる煙柳えんりゅうの皇都こうとに満みつるに

現代語訳

都の大通りに降る小雨は、乳のようにしっとり。遠くから見ると草の緑が見えるのに、近づくとかえって見えない。一年でいちばん春らしいのは、いま——柳絮が飛んで雪のようになるころより、ずっとよい。

「早春呈水部張十八員外」をくわしく読む →

韓愈(中唐)|七言絶句

添えの一首

絶句 杜甫
黄と翠、白と青。世界はこんなに色鮮やか。