若鷹が空を覚える頃。夏の一首を、あなたへ
七月十九日の詩箋

7月19日の詩箋:虞世南「蝉」垂緌飲清露、流響出疎桐… 誕生の漢字〈遠〉

誕生の漢字

えん
遠くまで見渡せる人
虞世南 清廉タイプ
飾らず、まっすぐな清らかさをもつ人

この詩を分かちあう誕生日:5月14日

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう)の頃。

書き下し文

垂緌飲清露 流響出疎桐 居高声自遠 非是藉秋風

緌ずいを垂れて清露を飲み

流響 疎桐より出づ

高きに居れば声自おのづから遠し

是れ秋風に藉よるに非ず

現代語訳

冠のひものような口先を垂れて清らかな露を飲み、声は葉のまばらな桐から流れ出る。高い所にいるから、声はおのずと遠くまで届く——秋風の力を借りているわけではない。

虞世南(初唐)|五言絶句