月から木犀の香りが降る頃に生まれたあなたへ
九月十九日の詩箋

9月19日の詩箋:皮日休「天竺寺八月十五日夜桂子」玉顆珊珊下月輪、殿前拾得露華新… 誕生の漢字〈新〉

誕生の漢字

しん
いつも新しい扉をひらく人
皮日休 月の詩人タイプ
静かな光で人を照らす人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「玄鳥去」(つばめさる)の頃。月見の頃。

書き下し文

玉顆珊珊下月輪 殿前拾得露華新 至今不会天中事 応是嫦娥擲与人

玉顆ぎょくか 珊珊さんさんとして月輪より下る

殿前に拾ひ得て露華新たなり

今に至るも会えせず 天中の事

応に是れ嫦娥の擲なげうちて人に与へしなるべし

現代語訳

玉の粒がさらさらと月から降ってきた。御殿の前で拾ってみると露にぬれて真新しい。天上のことは今もわからないが、きっと月の女神の嫦娥が人に投げてくれたのだろう。

皮日休(晩唐)|七言絶句