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こうそん江村

杜甫|盛唐|七言律詩

清江一曲抱村流
長夏江村事事幽
自去自来堂上燕
相親相近水中鴎

※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。

書き下し文

清江一曲 村を抱いて流る

長夏 江村 事事幽なり

自ら去り自ら来たる 堂上の燕

相親しみ相近づく 水中の鴎

現代語訳

澄んだ川がひと曲がりして村を抱くように流れる。夏の長い日、川辺の村は何もかもがのどかだ。座敷の燕は気ままに出入りし、水の鴎は親しげに寄ってくる。

原文と書き下し文の対照

清江一曲抱村流 ― 清江一曲 村を抱いて流る
長夏江村事事幽 ― 長夏 江村 事事幽なり
自去自来堂上燕 ― 自ら去り自ら来たる 堂上の燕
相親相近水中鴎 ― 相親しみ相近づく 水中の鴎

鑑賞

澄んだ川がひと曲がりして村を抱くように流れる。読み終えても、夏の長い日、何もかもがのどかな村という感触が残ります。

日本で親しまれる理由

「相親相近水中鴎」。夏の長い日、何もかもがのどかな村。

語句

清江
「清江」——詩の情景を支える語
一曲
「一曲」——詩の情景を支える語
抱村
「抱村」——詩の情景を支える語

作者

杜甫の生涯と作品一覧は作者ページへ。

作られた背景

杜甫(盛唐)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。

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