なんざんにだいあり南山有台
南山有台
北山有莱
楽只君子
邦家之基
楽只君子
万寿無期
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
南山に台有り
北山に莱有り
楽しき君子は
邦家の基
楽しき君子は
万寿 期り無からん
現代語訳
南の山には草が茂り、北の山にもあかざが茂る。喜びに満ちたあなたは国の礎。喜びに満ちたあなたに、限りない長寿を。
原文と書き下し文の対照
南山有台 ― 南山に台有り
北山有莱 ― 北山に莱有り
楽只君子 ― 楽しき君子は
邦家之基 ― 邦家の基
楽只君子 ― 楽しき君子は
万寿無期 ― 万寿 期り無からん
鑑賞
南の山には草が茂り、北の山にもあかざが茂る。その気配が、短く残ります。
日本で親しまれる理由
「万寿無期」。喜びに満ちたあなたに、限りない長寿を。
語句
- 南山
- 「南山」——詩の情景を支える語
- 有台
- 「有台」——詩の情景を支える語
- 北山
- 「北山」——詩の情景を支える語
作者
詩経の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
『詩経』所収。周代に歌い継がれた四言の古典。