虫たちが戸をひらく季節に生まれたあなたへ
三月九日の詩箋

3月9日の詩箋:張旭「山行留客」山光物態弄春暉、莫為軽陰便擬帰… 誕生の漢字〈晴〉

誕生の漢字

はれ
雨のあとに笑える人
張旭 友情の詩人タイプ
人とのつながりを大切にする人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「蟄虫啓戸」(すごもりむしとをひらく)の頃。

書き下し文

山光物態弄春暉 莫為軽陰便擬帰 縦使晴明無雨色 入雲深処亦沾衣

山光物態 春暉しゅんきを弄す

軽陰の為に便ち帰らんと擬ぎする莫かれ

縦使たとい晴明にして雨色無くとも

雲に入る深き処 亦た衣を沾うるおさん

現代語訳

山の光も草木の姿も、春の陽ざしにたわむれている。少し曇ったくらいで帰ろうとしないで。たとえよく晴れて雨の気配がなくても、雲の奥深く入れば衣はしっとり濡れるのだから。

「山行留客」をくわしく読む →

張旭(盛唐)|七言絶句

添えの一首

望江南 蘇軾
詩と酒で、この季節を思いきり楽しもう。