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じょうなん城南

曾鞏|北宋|七言絶句

雨過横塘水満堤
乱山高下路東西
一番桃李花開尽
惟有青青草色斉
詩

※日本で一般に読まれている本文によります。

書き下し文

雨過ぎて横塘おうとう 水 堤に満ち

乱山高下して路は東西

一番の桃李 花開き尽くし

惟だ青青たる草色の斉ひとしき有り

現代語訳

雨が上がり、横塘の水は堤いっぱい。山々は高く低く連なり、道は東へ西へ。桃と李の花はひととおり咲き終わり、今は青々とした草がいっせいに伸びそろっている。

原文と書き下し文の対照

雨過横塘水満堤 ― 雨過ぎて横塘 水 堤に満ち
乱山高下路東西 ― 乱山高下して路は東西
一番桃李花開尽 ― 一番の桃李 花開き尽くし
惟有青青草色斉 ― 惟だ青青たる草色の斉しき有り

鑑賞

雨が上がり、横塘の水は堤いっぱい。その気配が、短く残ります。

日本で親しまれる理由

「惟有青青草色斉」。花のあとは、青い草がいっせいに伸びる。

語句

横塘
「横塘」——詩の情景を支える語
雨過
「雨過」——詩の情景を支える語
水満
「水満」——詩の情景を支える語

作者

曾鞏の生涯と作品一覧は作者ページへ。

作られた背景

曾鞏(北宋)の作。情景と心情が短く結ばれた一首。

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