せきうもうせんそうさく積雨輞川荘作
漠漠水田飛白鷺
陰陰夏木囀黄鸝
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
漠漠たる水田に白鷺飛び
陰陰たる夏木に黄鸝囀る
現代語訳
はてしなく広がる水田に白鷺が飛び、こんもり茂った夏の木立に高麗鶯がさえずる。
原文と書き下し文の対照
漠漠水田飛白鷺 ― 漠漠たる水田に白鷺飛び
陰陰夏木囀黄鸝 ― 陰陰たる夏木に黄鸝囀る
鑑賞
はてしなく広がる水田に白鷺が飛び、こんもり茂った夏の木立に高麗鶯がさえずる。その気配が、短く残ります。
日本で親しまれる理由
「陰陰夏木囀黄鸝」。長雨の田に白鷺、夏木立に鶯の声。
語句
- 黄鸝
- 「黄鸝」——詩の情景を支える語
- 漠漠
- 「漠漠」——詩の情景を支える語
- 水田
- 「水田」——詩の情景を支える語
作者
王維の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
王維(盛唐)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。